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症例のーと

医学部5年生になりました。ポリクリ実習中です。病気に関する本、実習で勉強したことを書いています。現在コツコツ書き直し中です。

中咽頭癌  陽子線治療

37の病院・医師をまわり 僕はがんを治した  福島正伸

37の病院・医師をまわり 僕はがんを治した

37の病院・医師をまわり 僕はがんを治した

 

 この本の作者である福島さんは、中咽頭がん(ステージⅡ)に罹患されましたが、現在の標準治療である手術・抗がん剤放射線治療を受けず、社会復帰をするため、たくさんの病院を巡りに巡り、陽子線治療を受けられた方です。

 

副作用の少ない陽子線治療であるといっても、かなり広く照射をしなければいけなかったようで‥照射後の副作用にかなり苦しまれた様子が伝わってきました。

 

『自分の命を諦めてはいけない。医者が10人いれば10通りの処方を言う。たった一人の処方で落ち込むことはない。助かる道は必ずある。私はその最後の1人に出会うまで探し続け治ると信じて命を託した。』‥沁みました。

 

matome.naver.jp

 

ドリプラって初めて知りました。

事業の価値を説明するのではなく、その事業が社会に広まった時、どんなシーンが起こるのかを体験してもらうえるように、プレゼンする企画のようです。
プレゼンターは10分間という限られた時間の中で、事業の価値、あきらめない理由を伝え、見ている人たちに大きな感動と共感を与える、というコンセプトのようです。

ドリームプラン・プレゼンテーション(ドリプラ) -すべての人が夢を語る社会に向けて-

 

このような活動をされ、常に夢をもっているから、たとえ病にかかっても前向きでいられる‥本当にすごい方だなと思いました。

 

今回はこの症例も考慮しつつ、国家試験の問題を使って考えていこうと思います。

注:4年生の知識で書いています

 

☆中咽頭癌(110-24改変)

110D24 – 医師国家試験過去問データベース

★S(主訴)

52歳男性

最近のどが痛くて飲み込みにくい感じがする。毎晩、泡盛の水割りを飲んでいる。

 

 

★O(検査結果など)

口を開けた先、喉の奥に腫瘤が見える。

MRIで中咽頭の部位に腫瘤、リンパ節転移が見られる。(腫瘤と同側)

生検組織のHE染色標本で癌真珠が見られる。(扁平上皮癌)

生検組織の免疫組織化学染色標本でHPVの持続感染を示唆するタンパクが強陽性。

口腔粘膜擦過検体のPCR検査でもHPVが検出。

 

★A(評価)

#中咽頭癌(ステージⅢ)

がんは4センチ以下、同側の頸部に3センチ以下のリンパ節転移が1個のみ認められる。がんは4センチを超えるが6センチ以下で頸部リンパ節転移がないかあるいは同側の頸部に3センチ以下のリンパ節転移が1個のみ認められるため、ステージⅢと考えられる。

 

★P(計画)

腫瘤を摘出し、放射線化学療法を行う。味覚障害、唾液がでなくなり口内が乾燥することなど治療における副作用などもきちんと説明。

 

☆中咽頭癌とは?

50~70代男性に多い

原因:喫煙、飲酒、HPV感染(女性にも起こる)

症状:咽頭痛、嚥下痛、耳への放散痛、頸部リンパ節転移

検査:CT、MRI:進展範囲

治療:放射線照射、化学療法、残存腫瘤は拡大全摘+再建(14時間くらいかかる大手術になる。形成外科と耳鼻科の先生が協力して行う。耳鼻ロングといわれることも)

ganjoho.jp

 

 

 

 

 

☆陽子線治療とは?(メディポリス国際陽子線治療センター)

medipolis-ptrc.org

福島さんが受けられた陽子線治療を行っている施設です。鹿児島にあるようです。からだにやさしい癌治療‥夢ですね。

 

☆患者さんのブログ、闘病記

blog.goo.ne.jp

術後の後遺症のつらさなど書かれています。痛みや再発の不安と戦うのはかなりきついと思います‥

 

闘病記・ブログ

https://www.tobyo.jp/library/1-1-1-0.php?disease_id=57

 

 

 

 

 

 

 

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